2021年前半に遊んだゲームのまとめ。
タイトルのとおりの記事です。
昨年末に2020年のまとめ記事を書こうとしたら量が多すぎて心が折れかけたのもあって、今年は前半で一旦まとめてしまおうという魂胆でいます。
本当は四半期ごとに書くつもりだったなんて言えない。
- NieR:Automata(ニーア オートマタ)
- AI:ソムニウムファイル
- Star Wars ジェダイ:フォールンオーダー
- Apex Legends
- モンスターハンターライズ
- ワールズエンドクラブ
- スーパーボンバーマンR オンライン
- JUDGE EYES:死神の遺言
- 龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル
- SCARET NEXUS
NieR:Automata(ニーア オートマタ)
自分の2021年はこれから始まりました。2017年に発売したゲームなんですけど……。
かなり前に半額になっていた時に買ったものの積んでいたのですが、前作のリメイクが出ると聞いたのでここぞとばかりにプレイしました。
このゲームの魅力は爽快な戦闘だったり個性の強いキャラクターだったり色々とありますが、何よりも飛び抜けているのは雰囲気だと思います。
それは廃墟となった地球の景色が美しいというだけではなく、メニュー画面やステータス表示などのUIまでひっくるめて、ゲーム全体のデザインが見事に整えられている点に集約されると思います。
例えば、本作のオプションメニューにはなぜか『自爆』をできるようにするか、の項目がありますが、これは主人公達アンドロイドが実際に目にしている設定画面である、ということを表しています。
他にも、アンドロイドの視覚インターフェースが不調になれば画面の表示は乱れますし、聴覚インターフェースが壊れてしまえば修理するまでは一切の音が聴こえなくなります。
とにかくこのゲームデザインそのものが芸術だなあとプレイして強く感じました。
2017年発売とはいえ全く古臭くもないですし、是非ともこの世界を体験してほしいなあと思います。めちゃくちゃツラくなることも多いですが、それもまた一興ですよ、ええ。
AI:ソムニウムファイル
※リンク先R-18につき注意
2019年に発売されたゲームでしたが、新年のセールで半額になっていて、もともと気になっていたのもあり勢いで買ってしまいました。
内容としては推理ADVゲーム。CEROのレーティングはZ指定となっており、18歳以上対象のゲームとなります。
エロというよりはグロ方面でのZ指定なわけですが、ホラー10割かと思えばそこは打越鋼太郎シナリオ。8割はギャグです。
ギャグ(下ネタが多い)を楽しめるかどうかで結構評価が割れそうな作品だと思いますが、個人的には終始楽しく遊ぶことができました。
ADVゲームで何よりも重要なシナリオですが、これもまた良く練り上げられていたなと感じます。
複数のルートを経てトゥルーエンドへ向かう形となっていますが、各ルートがそれぞれのカラーを持っていて、いくつかのルートでは割と号泣しながらプレイする羽目になりました。
そして何よりもエンディングの大団円感が最高でした。自分はあのエンディングの多幸感を味わうためにゲームをプレイしたんだ、と思いました。素晴らしい。
そんな本作、まさかの続編が発表されました。来年春発売だそうですよ。
来年春に向けて本作含めて遊んでみるのも良いのではないでしょうか。
自分も打越鋼太郎氏が手掛けた『極限脱出シリーズ』を遊んだことがないので、そっちも遊んでみたいなあと思っています。
Star Wars ジェダイ:フォールンオーダー
これもまた2019年に発売したゲームですが、セールになっていたのでソムニウムファイルとセットで買ってしまいました。
スターウォーズに登場するジェダイの騎士といえばライトセーバーを使って華麗に戦うことで有名(?)ですが、まさにそれを体験することができるゲームとなっています。
ゲーム性としてはいわゆるダークソウル系の難しいアクションゲームといった感じです。
ぶっちゃけめちゃくちゃ難しかった……フロムゲーやったことない自分は高難度アクションゲームに耐性がないので心折れかけました。
けど、何をモチベーションに頑張れたかって、ライトセーバー使った戦闘がとにかく格好良いからです。
ライトセーバーが揺れる音、揺らめく光の刃の軌跡、敵のブラスターは跳ね返し、相手の体勢を崩してトドメの一撃、全てがロマン溢れている。スターウォーズ好きなら一度はやってみたいライトセーバーアクションがここにあります。
と言っても伝わりにくいと思うので、公式の紹介動画を貼り付けておきます。
ちなみに、ストーリー的にはエピソード3からエピソード4の間となり、帝国が版図を広げまくっている頃の話となります。
そうなると当然、あのダース・ベイダーの影がチラつくわけです。というか出てきます。本作のダース・ベイダーは一見の価値アリだと思いますよ。ぜひぜひ。
Apex Legends
Apex LegendsはバトルロイヤルFPSゲームで、3人1組20チーム合計60人がチャンピオンを目指して戦い合うゲームとなっています。
2019年にリリースされたゲームですが、友人に誘われて今更始めてみました。
その結果、他のゲームを遊ぶ時間が一気に奪われました。マジで。3月からしばらく他のゲームを遊ぶことができませんでした。
自分はそもそもFPSゲームをほとんど遊ばずに育ってきたのですが、本作にはやたらとのめり込んでいます。常に友人と遊んでいるわけではないのに……。
で、本作の魅力がなにか、という点ですが。
・サウンドの心地良さ
・プレイフィーリングの小気味良さ
・マッチングの速さ
という感じでしょうか。
銃を撃って敵のアーマーを削った時、敵の頭に銃弾が当たった時、敵がノックダウンした時、敵をキルした時、ゲームにおいてプレイヤーが快感を覚える瞬間瞬間に心地の良い効果音が鳴るわけです。それがとても楽しい。
キャラクターの操作も軽快でストレスをあまり感じません。ジップラインで高速移動したり、坂道はスライディングでズザーッと滑り降りたり。FPSって常にしゃがんで息を潜める感じだと思っていたので、イメージが覆りました。
あと、とにかくプレイヤー数が多いおかげだと思うのですが、マッチングスピードが速い。例え負けてもすぐに次のゲームに移れるので、延々と遊んでしまうわけです。す、睡眠時間が……。
なんやかんや4ヶ月くらい経った今でも遊び続けているので、当分はハマり続けるんだろうなあ。おそろしいゲームやで……。
モンスターハンターライズ
おなじみモンハン。
モンスターハンターワールドを経て任天堂コンソールに帰ってきたモンハンですが、いやあ、親切な仕組みが増えたなあと実感します。
昔のモンハンは「面倒くさいを含めてモンハン」みたいな風潮があった気がしますが、親切になったことでシンプルに遊びやすくなりましたね。気軽に狩りに行けるようになりました。
また、今作はこれでもかというくらい和風が前に押し出されていまして、それがまた素晴らしかったですね。個人的に刺さりまくったのは音楽で、ゲーム外でも一時期延々と聴いていました。
自分の中でカプコンは和風BGMに定評がある会社になりつつあります。大逆転裁判とか、大神とか……。
ワールズエンドクラブ
ワールズエンドクラブはダンガンロンパの小高和剛氏と、この記事で紹介したAIソムニウムファイルの打越鋼太郎氏がタッグを組んだゲーム! さらにキャラクターデザインはイラストレータの竹さん! 最強布陣か?
そんなワールズエンドクラブ、2021年5月にSwitch版が発売したわけですが、実はApple Arcade版は2020年9月に前半部分のみ公開されていました。
(昨年遊んだゲーム、の記事にもちょろっと登場しています)
で、ついにトゥルーエンドに到達することができ、万感の思いです。
いや、ホント、ストーリーとキャラクターが良いんですよこのゲーム。あと歌。
アクションゲームなのでSwitchの方が操作しやすいのだろうと思うのですが、Apple Arcade加入者であれば無料で最後まで遊べますので、色々な人に遊んでみてほしいところです。
スーパーボンバーマンR オンライン
大人数バトルロイヤル系のゲームがあふれ返っている昨今ですが、ボンバーマンも参戦してくるとは……。
とはいえ、よくよく考えればボンバーマンって第1作からバトルロイヤルゲームだったわけで、王者の帰還感があります。ハドソンではありませんが。
そこまでやり込めてはいませんが、シンプル操作で楽しく遊べる感じはさすがのボンバーマンかなという感じですね。猛者が多いので1位を取るのは結構大変ですけども……。
あ、あと音楽が良いですね。ついついBGMを口ずさみながらプレイしてしまう系のゲームです。
JUDGE EYES:死神の遺言
いわゆる『キムタクが如く』。龍が如くシリーズの世界にキムタクが参戦!
発売当初はかなりの話題になった作品で、いつぞやのセールのタイミングで買っていたのですが、途中で積んでしまっていました。
しかし、まさかの新作発表。新作が2021年9月に発売するらしいじゃないですか。
それはやはり今のうちに最後まで遊んでおいた方が良いのでは、と思い立って再開させていただきました。
遊んだ感想ですが、ワンクールのTVドラマを見終わった気分です。龍が如くシリーズといえばボリューム満載の遊び要素が魅力だと思うのですが、本作はストーリーの良さが一番のウリなのではないでしょうか。
キムタクを思いのままに操作できるのも大きな魅力ですが、TVドラマを楽しむ気持ちで遊んでみるのも良いのではと思いますね。
龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル
前述したとおりJUDGE EYESの続編が9月に発売するのですが、その舞台となるのが新宿の神室町に加えて、龍が如く7で舞台となった横浜も含まれると聞きました。
そんなわけで、続編を遊ぶのであれば龍が如く7も遊んでおいた方が良いかなと考え、遊んでみることに。龍が如くシリーズはJUDGE EYESを除けば初プレイです。
龍が如くといえばJUDGE EYESも含めてアクションゲームのイメージで固まっていると思うのですが、龍が如く7では主人公の変更とともに戦闘システムまで一新! まさかのRPG!
発表当初はそれを不安視する声も多かったようですが、発売後はそのクオリティの高さで納得させていた気がします。すごい。
で、実際名作でした。なんか殆どのゲームの紹介で言っている気がしますが、ストーリーが良い……。春日一番という新主人公に惚れるしかない、そんなストーリーでした。
今後龍が如くシリーズがどうなっていくのかはわかりませんが、続編が出たら遊んでみたいなあと思わせてくれる名作でした。北京ダック食べたい。
SCARET NEXUS
思えばXbox Series Xの発表当初のゲームラインナップに含まれていた本作。
その際の映像を見て一目惚れして以来、発売を心待ちにしていました。
開発陣があの『テイルズオブヴェスペリア』チームだということは後になって知りましたが、本作はとにかく良くできているゲームです。
念動力を始めとした多くの超能力(作中では超脳力)を駆使した爽快な戦闘システムはもちろん、魅力的なキャラクター達との交流や、あえて静止画を使うことで印象的な画作りをしているイベントカットシーン、細部のUIまで、こだわって作られていることが感じられる作品です。
そんな中で自分が一番好きなのは世界観の部分で、特にデザイン面が刺さりまくりです。
例えばサイバーパンク(作品紹介ではブレインパンクと表記)な街並み、超能力を使用する際の演出、独特な脳内世界の雰囲気、一切の平仮名が使われていない世界観作り、たまりません。
設定資料集とか発売したら即買いたい作品です。いやあ、こういうのもなんですが、バンナム頑張ったな……。
あ、好きなキャラクターはツグミとハナビとユイトです。よろしくお願いします。
以上、2021年前半に遊んだゲームのまとめでした。
プレイ時間だけでいえばApex Legendsが殆どを占めた気がしますが、他にも面白いゲームがたくさん遊べて良い2021年前半でした……。
この記事が公開される時点では既に7月も終わろうとしていますが……まあ、書くのが遅いのはいつものことなので……。
それでは、2021年後半も楽しくゲームが遊べますように。
まずは『新すばらしきこのせかい』からだー!